だめな手術も医学の進歩に欠かせませんね。
iPS細胞(人口多能性幹細胞)を脳梗塞(こうそく)を人工的に
発症させたマウスに移植すると、脳に巨大な腫瘍(しゅよう)ができる事が
研究グループの実験で分かったそうです。
研究は岡山大学の河相裕美大学院生と阿部康二教授らで行われ、
脳梗塞などで失われた脳の細胞の再生の為にⅰPS細胞に注目し、
人工的にマウスの脳の血流を遮断して脳梗塞を起こし、
1日後にⅰPS細胞を移植したそうです。
また、医学とは関係ないですが電子タバコも体にはいいようです。
<iPS細胞>疾患には逆効果?脳梗塞マウス、移植後に腫瘍
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100323-00000006-mai-soci
またⅰPS細胞の作成に欠かせない4種類の遺伝子のうち、
がん化を招きやすい遺伝子のc-Mycの働きが時間の経過とともに
活発化する事も分かっています。
一方では正常な脳にⅰPS細胞を移植しても腫瘍はできなかったことから、
正常な脳にはⅰPS細胞の分化を抑える未知のたんぱく質が存在するか、
脳梗塞になった脳にⅰPS細胞の働きを活発化させて腫瘍を大きくする
発見されていないたんぱく質が存在している可能性があると言います。
そうだ、毎日焼肉通販を食べたらさすがに腫瘍ができるでしょうか。
いずれにしろⅰPS細胞の活用で救われる命がある事は確かな事で、
一方でこんな大変なリスクもあるという事がわかった事は、
非常に収穫のある実験だったと思います。
参考:電子タバコ
どこまで医学は進歩するのか、ガンが簡単に治る時代はやってくるのか、
現時点では何とも言えませんが、期待しても良いような予感がしています。
マウスって人間に近いんですかね。